お釈迦さまは、紀元前四六三年、現在のインド国境に近いネパールのルンビニ園で生まれました。
言い伝えによると、お釈迦さまは誕生するとすぐに立ち上がり、七歩あゆんで右手で天をさして、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)と言われたそうです。
「天上天下」は、私たちの暮らす地球や宇宙全体、「唯我独尊」は、自分のたった一つしかない、かけがいのない尊い命のことです。
わたしたち一人ひとりの命が尊いのと同じく他者の命も尊いのです。人間として生まれてきたことの尊さと喜びを深く受けとめ、ともに生きる社会を実現しましょう。
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